>>40つづき■インタビューから垣間見るメアリーの心の闇 メアリーは、敬虔なカトリック信者である夫婦のもと7人兄弟の4番目として誕生。父親はアメリカ合衆国下院、母親は政治活動家と忙しかったが無償の愛を注がれ、幸せな幼少時代を過ごした。 しかし、11歳の時、「危ないことをしないように見ていてね」と世話を任された3歳の弟が庭のプールで溺れ死んでしまった頃から状況は一転する。ファミリーマンを売りにしていた父親は、政治家になる前に大学教授をしていたころから元教え子と不倫しており、2人の隠し子までもうけていたことが発覚。笑い声の耐えない幸せな家庭は音を立てて崩れ去ってしまった。このことが彼女の「家族」に対するイメージを大きく歪ませたとみられている。 インタビューの中では、バーバラから、「大学時代に交際相手の赤ん坊を妊娠し、最初の結婚をしていますよね。妊娠していなくても、彼と結婚していたと思いますか?」と質問されたメアリーは、「分かりません。彼のことをよく知らなかったし不安はありました。たくさん、たくさん、神に祈りをささげたことを覚えています」と回答。愛しているかどうかも分からない相手と、不安な気持ちを抱えてスタートさせた結婚生活だと語ったが、メアリーは4人もの子どもを出産。シアトル郊外の広い庭付きの一軒屋で家庭を築き上げていった。夫は浮気性で夫婦仲は良くなかったというが、メアリーは小学校教師という仕事に打ち込むことで心のバランスを保っていたと話す。「教室で生徒に教えていると、自分の居場所はここなんだと確信できた。恵まれていると思っていた」と目を輝かせて語る。 とはいえ、学校の仕事はのんびりとできるものではなく責任も大きい。しかし、家に帰れば4人の子どもたちの世話に追われ、家事もしなければならず、休む暇もない。いつしかメアリーは多大なストレスを抱えるようになっていった。そんな時、彼女が担当していた小学2年生のクラスで、ヴィリと運命の出会いを果たしたのだ。その時、ヴィリはまだ7歳だった。更につづく
>>40
つづき
■インタビューから垣間見るメアリーの心の闇
メアリーは、敬虔なカトリック信者である夫婦のもと7人兄弟の4番目として誕生。父親はアメリカ合衆国下院、母親は政治活動家と忙しかったが無償の愛を注がれ、幸せな幼少時代を過ごした。
しかし、11歳の時、「危ないことをしないように見ていてね」と世話を任された3歳の弟が庭のプールで溺れ死んでしまった頃から状況は一転する。
ファミリーマンを売りにしていた父親は、政治家になる前に大学教授をしていたころから元教え子と不倫しており、2人の隠し子までもうけていたことが発覚。笑い声の耐えない幸せな家庭は音を立てて崩れ去ってしまった。このことが彼女の「家族」に対するイメージを大きく歪ませたとみられている。
インタビューの中では、バーバラから、「大学時代に交際相手の赤ん坊を妊娠し、最初の結婚をしていますよね。妊娠していなくても、彼と結婚していたと思いますか?」と質問されたメアリーは、「分かりません。彼のことをよく知らなかったし不安はありました。たくさん、たくさん、神に祈りをささげたことを覚えています」と回答。愛しているかどうかも分からない相手と、不安な気持ちを抱えてスタートさせた結婚生活だと語ったが、メアリーは4人もの子どもを出産。シアトル郊外の広い庭付きの一軒屋で家庭を築き上げていった。夫は浮気性で夫婦仲は良くなかったというが、メアリーは小学校教師という仕事に打ち込むことで心のバランスを保っていたと話す。「教室で生徒に教えていると、自分の居場所はここなんだと確信できた。恵まれていると思っていた」と目を輝かせて語る。
とはいえ、学校の仕事はのんびりとできるものではなく責任も大きい。しかし、家に帰れば4人の子どもたちの世話に追われ、家事もしなければならず、休む暇もない。いつしかメアリーは多大なストレスを抱えるようになっていった。
そんな時、彼女が担当していた小学2年生のクラスで、ヴィリと運命の出会いを果たしたのだ。その時、ヴィリはまだ7歳だった。
更につづく