>>57(続き)--------------- 以下 2007.6.23追加 ----------------------<ご参考>「強制連行あった派」の吉見義明氏は「『従軍慰安婦』をめぐる30のウソと真実」(吉見義明・川田文子編/大月書店/1997.6)で以下のように述べています。 問題は慰安婦にされた事情だが、『証言』では、養父は北京で日本軍将校にスパイと疑われてつれて行かれ、彼女は別の軍人によって慰安所に連行されたと記されている。しかし、かせぐために中国につれて行かれたとすれば、養父に売られた可能性があるとみるのが自然だろう。(P.75)--------------- 以上 2007.6.23追加 ------------------------------------- 以下 2007.7.12追加 ----------------------<連行関連の証言の変遷>?1991.12 「裁判の訴状」 養父に「金儲けができる」と説得され、トラックに乗せられて平壌駅で軍用列車に乗り換え中国の鉄壁鎮に行く。そこで養父と別れた後、慰安所に入れられる。 → 特に強制連行を示す内容はありません。ただし、軍用列車に乗ったと証言して、若干、軍の関与を匂わせています。?1992.4 「元兵士たち証言 従軍慰安婦」 部落の人が日本の警察官と一緒にやってきて、「お金がたくさん稼げるところがある」と説得される。その後、トラックと軍用列車で中国に連れて行かれ、鉄壁鎮の慰安所に入れられる。 → 養女になってキーセン学校に通っていたことは、同書では語られていません。「部落の人」=「養父」でしょうか?(なお、同書からは、その「部落の人」が中国まで一緒に行ったかどうかは不明。) また、金儲けできると同女を勧誘した時の人物に「日本の警察官」が加わっています。公権力の関与の度合が増しました。 なお、似た内容の証言をしている「1991.12.25朝日新聞」の記事では、「部落の人」が「地区の仕事をする人」と表現されていて、警察官は出てきません。 さらに、同書では、「十七歳になると女の子は軍隊に連れていかれるというので、どの家でも、娘が十七歳になる前に結婚させていました。それで、私は十七歳になると、母は心配しました」と、他の証言では見られない「処女供出」の情報が追加されています。同女は、「処女供出政策の一環で騙されて慰安婦にさせられた」と主張したいのでしょうか。?1993.10 「証言 強制連行された朝鮮人軍慰安婦たち」 養父が「中国に行けば稼ぐことができるだろう」と言い、養父に連れられ平壌から汽車に乗って中国に行く。北京で日本の軍人に捕まり、同女は鉄壁鎮の慰安所に連行される。 → 養父、もしくは、部落の人に騙されて慰安所に入れられた話だったのが、北京についた後に「日本の軍人に捕まった」という情報が追加されました。詐欺でもなんでもなく、完全な強制連行です。また、今まで「軍用列車」に乗ったと言っていたのが「汽車」になり、さらに、「裁判の訴状」では、慰安所のあった鉄壁鎮で養父と別れたはずが、北京で離れ離れになったことに変更されました。
>>57(続き)
--------------- 以下 2007.6.23追加 ----------------------
<ご参考>
「強制連行あった派」の吉見義明氏は「『従軍慰安婦』をめぐる30のウソと真実」(吉見義明・川田文子編/大月書店/1997.6)で以下のように述べています。
問題は慰安婦にされた事情だが、『証言』では、養父は北京で日本軍将校にスパイと疑われてつれて行かれ、彼女は別の軍人によって慰安所に連行されたと記されている。しかし、かせぐために中国につれて行かれたとすれば、養父に売られた可能性があるとみるのが自然だろう。(P.75)
--------------- 以上 2007.6.23追加 ----------------------
--------------- 以下 2007.7.12追加 ----------------------
<連行関連の証言の変遷>
?1991.12 「裁判の訴状」
養父に「金儲けができる」と説得され、トラックに乗せられて平壌駅で軍用列車に乗り換え中国の鉄壁鎮に行く。そこで養父と別れた後、慰安所に入れられる。
→ 特に強制連行を示す内容はありません。ただし、軍用列車に乗ったと証言して、若干、軍の関与を匂わせています。
?1992.4 「元兵士たち証言 従軍慰安婦」
部落の人が日本の警察官と一緒にやってきて、「お金がたくさん稼げるところがある」と説得される。その後、トラックと軍用列車で中国に連れて行かれ、鉄壁鎮の慰安所に入れられる。
→ 養女になってキーセン学校に通っていたことは、同書では語られていません。「部落の人」=「養父」でしょうか?(なお、同書からは、その「部落の人」が中国まで一緒に行ったかどうかは不明。)
また、金儲けできると同女を勧誘した時の人物に「日本の警察官」が加わっています。公権力の関与の度合が増しました。
なお、似た内容の証言をしている「1991.12.25朝日新聞」の記事では、「部落の人」が「地区の仕事をする人」と表現されていて、警察官は出てきません。
さらに、同書では、「十七歳になると女の子は軍隊に連れていかれるというので、どの家でも、娘が十七歳になる前に結婚させていました。それで、私は十七歳になると、母は心配しました」と、他の証言では見られない「処女供出」の情報が追加されています。同女は、「処女供出政策の一環で騙されて慰安婦にさせられた」と主張したいのでしょうか。
?1993.10 「証言 強制連行された朝鮮人軍慰安婦たち」
養父が「中国に行けば稼ぐことができるだろう」と言い、養父に連れられ平壌から汽車に乗って中国に行く。北京で日本の軍人に捕まり、同女は鉄壁鎮の慰安所に連行される。
→ 養父、もしくは、部落の人に騙されて慰安所に入れられた話だったのが、北京についた後に「日本の軍人に捕まった」という情報が追加されました。詐欺でもなんでもなく、完全な強制連行です。
また、今まで「軍用列車」に乗ったと言っていたのが「汽車」になり、さらに、「裁判の訴状」では、慰安所のあった鉄壁鎮で養父と別れたはずが、北京で離れ離れになったことに変更されました。