【研究】更年期の女性にテストステロン・サプリを、性欲増進に有効
7/31(水) 15:29配信 The Telegraph
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190731-00010000-clc_teleg-int
【記者:Henry Bodkin】
更年期の女性の性生活改善のため、テストステロンのサプリメントを提供すべきだとする論文が発表された。研究では、テストステロンを摂取した女性は、性欲、性的満足感、幸福感が著しく増すことが分かった。
テストステロンは男性ホルモンとして最もよく知られているが、女性の性の健康にも重要な役割を果たす他、代謝機能、認知機能、情緒にも影響する。ただ、分泌量は年齢と共に自然と減少する。
研究は豪メルボルンのモナシュ大学が行い、英医学専門誌「ランセット」に掲載された。研究チームは、複数の臨床試験の結果を分析。臨床試験では、計8480人の女性にテストステロンまたはプラセボ(偽薬)が与えられた。
研究の結果、テストステロンを摂取した女性は、性的な興奮やオーガズムを得られる能力が高まり、性的な幸福感が向上した。一方で、認知面や骨密度、体組成、筋力には、有益な効果はなかった。
記録された副作用は若干の体重増、軽い吹き出物、発毛促進といった軽度のものだけだった。だが、テストステロン値の上昇によるがん罹患リスクの増大を排除するため、さらなるデータが必要だと研究チームは指摘している。
今回の研究結果をもとに、論文執筆者らは女性向けテストステロン・サプリメントの開発を訴えており、また、サプリメント摂取の推奨を検討するよう政策立案者に求めている。
論文の上級執筆者のスーザン・デービス教授は、「3分1近くの女性が、中年期に性欲の低下とそれに伴う心痛を経験する。だが、こうした女性向けに承認されたテストステロンの調合物や製品はどの国にも存在せず、女性のテストステロン使用に関して国際的に合意されたガイドラインもない」と指摘する。
デービス教授は「今回の研究で見られた更年期以降の女性に対する有益な効果は、単にひと月の性行為の回数を増やす以上のものだ」「定期的に性交渉がある女性の中には、自分の性機能に不満を持つ人もいる。肯定的な性経験がゼロまたは時折にしかなかった状態から、月に1度か2度に増やすだけでも、セルフイメージが改善し、性的な懸念が減り、全体としての幸福感が向上する可能性がある」 と話した。【翻訳編集】AFPBB News
「テレグラフ」とは:
1855年に創刊された「デーリー・テレグラフ」は英国を代表する朝刊紙で、1994年にはそのオンライン版「テレグラフ」を立ち上げました。 「UK Consumer Website of the Year」、「Digital Publisher of the Year」、「National Newspaper of the Year」、「Columnist of the Year」など、多くの受賞歴があります。
次
「三十路越えてからのミニスカートはありか?否か?」も同時開催!