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>>33 「ヒトラーの恋人」 ヒトラーと女の子は、誕生日が同じだった。それが出会いのきっかけだった。 競売サイトによると、ローザさんは1933年、母親のカロリーネさんと一緒に、アルプスにあったヒトラーの別荘ベルクホーフを訪れた。 別荘の外には、ナチス総統の誕生日を祝う大勢が集まっていた。 ローザさんの誕生日が自分と同じだと知ったヒトラーは、ローザさんと母親を別荘に招き入れたとされている。写真はそのとき撮られたという。 それからまもなくして、カロリーネさんの母親がユダヤ人だったことが判明する。ナチスにとっては、ローザさんもユダヤ人ということになった。 しかしそれでも、ヒトラーは少女との友情を終わらせなかった。一緒に撮った写真は、サインをして送っている。 「親愛なる、そして(思いやりのある?)ローザ・ニナウへ、アドルフ・ヒトラー、ミュンヘン、1933年6月16日」と、ヒトラーは書いた。 ローザさんは後に、この白黒写真に自分で花を足しているようだ。 ローザさんは1935?1938年の間に、少なくとも17回にわたりヒトラーと側近のヴィルヘルム・ブリュックナーに宛てて手紙を書いた。 ヒトラーの個人秘書マルティン・ボルマンが、ローザさんと母親(ローザさんの父親は死亡していた)に連絡を控えるよう命令するまで続いた。 部下のこの命令を、ヒトラーは気に入らなかったようだと写真家のホフマンは後に書いた。 ホフマンは1955年に発表した回顧録「Hitler Was My Friend(ヒトラーは友達だった)」で、 「私のあらゆる楽しみを台無しにするのが本当にうまい連中がいる」とヒトラーが自分にぼやいたのだと書いている。 ホフマンはさらに同書に、「ヒトラーの恋人」とキャプションをつけて、2人の別の写真を掲載。 「ベルクホーフで少女に会えるのをヒトラーは楽しみにしていた。 しかしそれは、お節介な誰かが、少女が純粋なアーリア人の血統でないと発見したため、終わってしまった」のだという。
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