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196.[名無しさん] >>195
畑中葉子「後から前から」やり遂げたから今がある
芸能界でこの人ほど大きな転機を経験した人も珍しい。現在、セクシーソングの女王として再ブレーク中の歌手で女優の畑中葉子(58)だ。デュエット曲「カナダからの手紙」が大ヒット、その後、突然、日活ロマンポルノに出演し世間を驚かせた。清純派歌手がなぜ成人映画に?ドラマチックな彼女の半生をたどった。
♪ラブレター フロム カナダ〜のフレーズで一世を風靡(ふうび)した「カナダからの手紙」が世に出たのは、1978年のこと。原宿に「竹の子族」が現れ、小中学生の間には口裂け女の噂がまことしやかに流れていた。作曲家で歌手の平尾昌晃さん(79)の甘い歌声、その横で歌う彼女のキュートな魅力がベストマッチ。40年近くたつ今でもデュエットソングの定番の一つになっている。
「その年の3月に高校を卒業しました。それからどんどん忙しくなって、当時は一日3時間ぐらいしか睡眠時間がなかったですね。テレビの音楽番組は平尾先生と一緒でしたけど、地方のサイン会などは私一人。先生の等身大のパネルを持っていって、その横で歌ってましたから」
「カナダ…」は、元々平尾さんのデビュー20周年の記念曲。発売の前年、平尾さんが主宰するミュージックスクールで相手役のオーディションが行われ、アイドル志望だったこの人が選ばれた。透明感のある伸びやかな声、清純なイメージが作品にぴったり。歌謡曲全盛の時代。レコードが店頭に並ぶやいなやヒットチャートを急上昇。一躍、人気歌手の仲間入り。NHK紅白歌合戦にも出場を果たした。
いきなりの大ヒット。それも平尾さんとのコンビだったことが、逆に2曲目を難しくした。「再びデュエットで」と2匹目のドジョウを狙う所属事務所に、「アイドルとして活動したい」と猛反発。話し合いは平行線をたどった。結局、翌年1月、念願のソロでシングルを出したが思うように売れず、焦りと自己嫌悪の日々。仕事も減り、意欲もうせてしまった。
そんな時、彼女を支えた若手作曲家と恋に落ち、電撃結婚。一時、歌手活動を休止した。19歳の春だった。「思い込んだら突き進んでしまう性格なんですね。事務所にも内緒で婚姻届を出しました。あの頃は何よりも彼のことを優先してしまい、仕事をすっぽかしたりしました。本当に周囲に迷惑ばかりかけてましたね」。しかし、若さだけの新婚生活はわずか数カ月で終止符が打たれた。経済的なことが大きな原因だった。
つづく
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